人波に埋もれながらブラックヒールを探してる。いまはプラダをディグリ中。今日中に買ってしまいたい。ジルサンダーに移行。かわいいフラットシューズみつけてしまった。踏み留まる。アナウンスで線路内にひとがいた影響で遅れてたことをしる、でも結局同じ時間に着けそう。家からの手紙を観たばかりなので地下鉄に乗ると思い出してしまう。目の前の坊主?のおじさんのつるつるのおでこに後ろ向きに被ったキャップのマジックテープ部分がピッタリ寄り添っていてなんだか新鮮にみえる。お姉さんの髪が濡れていて、電車が揺れでこちらに傾くたび強烈にシャンプーの匂いがしてくる。ちょうど乗り換えの発車ピッタリに着きそう、待っててくれ。激しい揺れオレンジ色の明滅。御茶ノ水。すれ違いざまに猛烈にお風呂に入っていないにおいがして、シャンプーとの対比に目眩がした。乗り換えできた。今度は隣のひとから強烈に醤油煎餅みたいな匂いがしてくる。乗り過ごした!両国。チェックシャツオンチェックシャツが扉から出てくる。前もこのミスした気がする、地獄のような満員電車で一駅だけ。浅草橋。チャージし忘れて足止めを食らう、今日ダメな気がしてきたが躁なのでめげない。みんなニットなど着出すようになってきて鼻水が止まらない。今日の格好かわいいので気分がいい。地下鉄に乗りながら台詞覚えをしていてふと顔をあげたら前に座るおじさんがあやしげな青い石のネックレスをしている。そのネックレスと金のイヤーカフだけが明らかに格好から浮いてパワーを発している。鼻水が止まらない。ミスドとケンタッキーの袋を下げたひとがやってくる。稽古動画を確認する。顔を上げると、ケンタッキーミスドのひとはいなくなっていた。遮光カーテン?が浅草の模様だ。